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【ユリ根の基本 】生産地・栄養・食べ方について居酒屋店主が解説

北海道の農産

ユリ根の基本

「茶碗蒸しでしかユリ根を食べたことがない」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ユリ根とはそもそもどんな野菜なのか?を知っている方も多くはないと思います。

ユリ根を知っていくと、「ちょっとお高めな正月料理に使う野菜」というイメージがひっくり返るのではないでしょうか。

実は女性におすすめの、日常的に食べたい栄養満点の野菜「ユリ根」をご紹介します。

ユリ根とは?

ユリ根

ユリ根はジャガイモに似たホクホク感と甘さが特徴的な野菜です。

一般的に正月の茶碗蒸しに入っているイメージがあると思いますが、正月にしか出てこないのを当然と思うほど、下処理に時間がかかり価格がお高めの野菜でもあります。

そのため、一般家庭では出にくい食材ではありますね。

しかし、味噌汁に入れたり、ホイル焼きにしたり、卵とじにしたりしてもおいしい野菜です。

生では食べられませんが、下処理をすることでふっくらとおいしく食べられるため、煮てよし焼いてよし茹でてよしの使い勝手のいい食材といえるでしょう。

北海道

ユリ根の生産地

ユリ根は北海道の真狩で多く生産されており、北海道全体でいえば全国の約95%生産されています。日本に普及するユリ根の多くが北海道産ですが、残りの5%は大体が京都の丹波で生産されています。

季節の差があるため収穫時期はバラバラで、京都では8月~秋まで、北海道は10~12月までに収穫されているため、早めにユリ根が食べたい方は京都産のユリ根を探してみるといいでしょう。

生産は北海道に固まっていますが、販売は和食が多く食べられている関西に集中しているため、関西出身の方はユリ根が手に入りやすい環境にあると言えるでしょう。

ユリ根の栄養価

正月用の食材として名高いユリ根は、昔から食用の野菜として育てられています。さらに、昔は薬用としても利用されるほど栄養価が高いです。

ユリ根の成分(ゆで) じゃがいもの成分
エネルギー 126kcal 59kcal
水分 66.5g 79.8g
タンパク質 3.4g 1.8g
脂質 0.1g 0.1g
炭水化物 28.7g 17.3g
ナトリウム 1mg 1mg
カリウム 690mg 410mg
カルシウム 10mg 4mg
0.9mg 0.4mg
葉酸 92μg 20μg
ビタミンC 8mg 28mg
食物繊維 6.0g 8.9g
マグネシウム 24mg 19mg

引用: 日本食品標準成分表2015年版(七訂) 第2章 日本食品標準成分表

ユリ根と味や食感が似ているジャガイモと比較してみるとわかる通り、ユリ根はカロリーが高く、タンパク質、炭水化物が豊富なことがわかります。

カルシウム・カリウムが高く、特にカリウムは野菜全体の中でもトップクラスの含有量を誇ります。

少量しか食事が食べられない方やタンパク質を摂取するように気を使っている方におすすめの食材ですね。

また、ユリ根に多く含まれるカリウムはむくみや便秘解消に効果的ですし、血を作るために必要な葉酸は貧血予防にもいいでしょう。

ユリ根は、女性の美容と健康に効果的な野菜なんです。

ユリ根の食べ方

ユリ根の食べ方

ユリ根は下処理が大変だと聞いたことはあると思いますが、実際にどんな下処理が必要かご存じですか?

ユリ根を水洗いし、茶色くなった部分をピーラーでとる。
りん片を1枚1枚はがしていく。
根元を包丁で切って、小さくなって摂らなかったりん片をはがしていく。
バラバラにしたりん片を、もう一度水洗いする。
保存方法① (バラす前)オガ粉に埋めて冷蔵庫に入れると1か月もつ。
保存方法② (バラした後)冷たい水にさらしておくと4~5日もつ。

ユリ根がスーパーで売られる際は、もともとオガ粉ごとパック売りされていることが多いため、保存するためにわざわざオガ粉を買ってくる必要はないでしょう。

買ってからはできる限り早めに調理してしまうことをおすすめします。

ユリ根の栽培方法

ユリ根の栽培方法

ゆり根は約6年もの長い時間をかけて育てられます。植え付けから収穫までほぼ手作業で行われるため、かなり手間がかかる野菜です。

料理の下ごしらえにも時間がかかる野菜として有名ですが、育つまでも時間がかかっています。

ゆり根の種子は試験管の中で育てられる。
2年目 母球になる。
2年半年目 母球の状態で子球を増殖させる。
4年目 冬に種球からリン片を繁殖させ、春に畑に植えこむ。
5年目 種球を畑にうえて、蕾を摘む。冬の期間は掘り起こして保存する。
6年目 販売に向けて植え付け
6年目の秋 収穫作業開始

試験管の中で育てられていたユリ根が、成長に合わせて何度も畑に移したり戻したりし、手間暇かけてじっくり育てられています。

ユリ根の価格が高いのも納得いく手間のかかり方ですね。

通販「福徳便」ならユリ根コロッケを全国で味わえる!

ユリ根コロッケ

ユリ根は植え付けから食卓に上るまで6年もの時間がかかる、手間がかかっている食材です。

そのため、ユリ根を普段食べない地域では値段が高く敬遠されがちな野菜でもありますが、その分和食の都「関西」に集中してしまい、ほかの地方になかなか出回らなくなってしまいます。

つまり、ユリ根が食べたいと思った際に、食べられない貴重な食材でもあるということです。しかも、下処理がめんどくさいとなると、なかなか手が出しづらいのではないでしょうか?

そんな「ユリ根を食べたい…!できれば下準備の処理なく!!」と思っている方におすすめは、【通販「福徳便」ならユリ根コロッケ】です。

コロッケという珍しい調理方法ですでに処理された、ユリ根を抜群に感じられる料理をぜひご賞味ください。

ユリ根のコロッケは総菜屋が不可能という程難しい

ユリ根のコロッケは総菜屋が不可能という程難しい

実は、ユリ根のコロッケはかなり珍しい惣菜です。

というのも、ユリ根の調理は非常に手間なため、惣菜屋さんでは下処理を前提にユリ根をコロッケにするのは不可能だと言われるほどです。

ユリ根のコロッケを開発するため「活食・隠れ酒蔵 かけはし 北二条店」では、スタッフと協力して下処理を行いました。

下処理済みのユリ根を総菜屋に渡して調理していただき実現した『江別 清水農園の【白銀ゆり根100%コロッケ】』は、夢のような一品です。

バナナを簡単に超える糖度を誇る「清水農業さんの白銀ゆり根」で作られたコロッケは、砂糖は一切加えていないのに抜群の甘さを味わってみてください。

まとめ

北海道で生産量日本一の野菜であるユリ根を紹介しました。

ユリ根とは6年もかけて食卓に上がる手間がかかった野菜で、カリウムや葉酸など女性の健康と美容に効果的な栄養素がたっぷり入っています。

下処理はりん片をはがして何回か洗うなど面倒ではありますが、その分ジャガイモに似たホクホクとした食感が味わえます。

「ユリ根が食べたいけど下処理がめんどくさい」という方は、通販の「福徳便」ならユリ根コロッケを全国で味えるため、おすすめですよ。

ほかではなかなか作れないユリ根のコロッケを是非ご賞味ください。