あらゆる加工食品がどこでも手に入るようになった現代、朝食の欠食、野菜の摂取不足、塩分や糖分、脂質の過剰摂取により食生活が乱れる子供が増加傾向にあります。
また家族が揃って食事をしなくなる家庭も増え、「食の楽しみ」を感じる子供の少なくはないといいます。
そこで、食を通して生きていく力を身につけようとする家庭や社会の働きを「食育」が推奨されるようになりました。
安全な食品を使いたい、食じマナーを身について欲しいなど子供の「食」について悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
そこで今回は子供と一緒に家庭でできる「食育」についてまとめたので読んでみてくださいね。
目次
そもそも食育とは?どんなメリットがあるの?
食育とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。
農林水産省
【ママ必見】家庭で子供への食育が重要な理由とは
近年、子どもの食をめぐって、発育・発達の重要な時期にありながら、栄養素摂取の偏り、朝食の欠食、小児期における肥満の増加、思春期におけるやせの増加などの問題が多くみられ健康への影響が懸念されています。
また、親の世代においても食事づくりに関する必要な知識や技術を十分有していないことから、親子のコミュニケーションの場となる食卓において家族そろって食事をする機会も減少している状況にります。
これらの問題に対応するため、食を通じて、親子や家族との関わり、仲間や地域との関わりを深め、子どもの健やかな心と身体の発達を促すことをねらいとして「食育」が位置づけられているのです。
子供が「食育」で身に付けられることは?
- 食べ物を大事にする心
- 好き嫌いしないで栄養バランス良く食べること
- 食事のマナーなど身に付けられる
- 安全や品質など選択する能力
- 地域の産物や食文化の理解
かけはしも「食」に携わっているので、子供が家庭が健やかに育つようサポートしたいと思っています。
かけはしが「食育」をオススメする理由
食べ物がどこからきたのか知れる
かけはしは生産者と消費者を繋ぐ役目となることが「かけはし」が生まれた理由です。
こだわりを持って生産された食材を選び抜き皆さんにオススメしているので、子供にも食材がどこからきているのか説明することができるのです。
食べ物を取り巻く様々なことがらについて、知識や理解を深めたり、体験したりして、食べ物の大切さを考えることも「食育」の基本なのです。
ブログでもいくつか紹介しているので参考にしてみてください。
「子供」や「家族」にも安心
食卓を囲み食事を共にすることも「食育」では大切なことだとされています。家族みんなで一緒に食卓を囲むことや、郷土料理や季節の料理といった食の文化などを親や祖父母から子供に伝えることも大事です。しかし、最近は、核家族化やライフスタイルの多様化などによって、家族みんなが集まって食事をする機会が減ってきているといわれています。
かけはしは北海道の新鮮な食材を取り扱っており、子供へ安心な食材として扱えます。
また、かけはしの豊富な材料で子供と一緒に北海道の郷土料理も作ることができます。
かけはしが届ける「食育」 北海道の郷土料理一覧
北海道は郷土料理はたくさんあるのはご存知でしたか?
その中でかけはしの食材でできる北海道の郷土料理をご紹介します。かけはしが届ける食材で子供と一緒に作って「食育」を育んでみてくださいね!
ししゃも甘露煮
伝承地域:
胆振・日高・釧路・十勝地方
特徴:
ししゃもは、北海道でしかとれない固有の貴重な北海道の特産種です。近年、全国で流通する多くのししゃものほとんどは輸入の「カラフトししゃも(カペリン)」であり、本来のししゃもと呼ばれる北海道産はごくわずかしか流通していません。特に卵を持った雌の子持ちししゃもは美味で、ごはんのおかずにもよく合います。
かけはしのししゃもは北海道産で子持ちししゃもです。
作り方:
- ししゃもは洗って陰干しにして、素焼きにする。
- 鍋に酒を入れて火にかけ、水を加えししゃもを入れて10分くらい煮てから、砂糖、みりん、醤油で調味し、味が染み、煮汁がなくなるまでゆっくり煮こむ。好みにより、根しょうがの千切りを入れても良いです。
※既に塩をして干してある焼魚用の加工品には塩を振らずに調理してください。
シャケのちゃんちゃん焼き
伝承地域:
石狩地方
特徴:
「鮭のチャンチャン焼き」は、秋から冬にかけてとれるサケと旬の野菜を蒸し焼きにして味噌で味付けした料理で石狩地方の漁師町が発祥といわれています。
北海道のサケの歴史は古く、その昔、アイヌの人々が貴重な食料源として捕獲していた。いまでもサケの漁獲量は国内トップを誇り、北海道ではサケを使った郷土料理が多く存在しています。
かけはしはのシャケは天然の鮭の切り身を使用しています。他にも「石狩鍋」も郷土料理地して親しまれているのでそちらでも活用できます。
作り方:
- サケは塩、こしょうを振っておく。
- キャベツはざく切り、たまねぎはスライスしておく。人参は千切り、ピーマンも少し太めの千切りにする。しめじは石突きをとり、ほぐしておく。
- アルミホイルにキャベツ、たまねぎ、しめじ、人参、ピーマンをのせ、その上にサケをのせ、Aのソースをぬる。上にバターをのせて、ホイルを閉じる。
- フライパンに水を入れ、3を入れて蒸し焼きにする。
※既に塩をして干してある焼魚用の加工品には塩を振らずに調理してください。
てっぽう汁
伝承地域:
道東地域
特徴:
カニを入れた味噌汁のことを「てっぽう汁」と呼びます。箸でカニの足をつついて食べる様子が鉄砲に弾を詰める仕草に似ていることから「てっぽう汁」と名付けられました。「てっぽう汁」で使う食材は道東地方でとれる花咲ガ二がよく知られているが、毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニなどの北海道でとれるほかのカニを使うこともあります。
かけはしのカニはボイルされている毛蟹となります。
作り方:
- 鍋に分量の水と短冊に切った昆布を入れてしばらくおく。
- カニの足に食べやすいように包丁を入れる。長ねぎの白い部分は斜めに薄切り、青い部分は小口切りにする。
- 鍋にカニと長ねぎの白い部分を入れ、沸騰したらすぐに酒を入れて、さらに味噌を溶き入れる。器に盛って長ねぎの青い部分をあしらう。
ジンギスカン
伝承地域:
全道領域
特徴:
第一次政界大戦後輸入羊毛や化学繊維が国産羊毛に普及すると、北海道内では綿洋飼育から羊肉用の飼育へと変わっていった。「ジンギスカン」は当時の羊肉消費拡大のために根づいた料理といわれている。戦後しばらくして、一般家庭まで広がったとされ、現在では、各家庭の食卓にも並ぶことがジンギスカン多い。
かけはしが扱う羊肉は「アスパラひつじ肉」と言われる北海道の美唄市で生産されている羊肉です。「アスパラひつじ肉」についての詳細はこちらからどうぞ!
作り方:
- 羊肉は薄切りを用意し、8~10cmに切る。
- たまねぎは半月切り、なすは斜め切り、かぼちゃ、ピーマンはくし型に切り、じゃがいもは薄切り、とうもろこしはゆでて4等分に切り、もやしはひげと黒い皮をとっておく。
- タレは酒と醤油、酢、塩、砂糖をよく混ぜ合わせて、にんにく、根しょうが、りんご、梨などをすり下ろして加え、切り白ごまを入れてよく混ぜ合わせる。
- 鍋を火にかけ、羊肉の脂をよくまわし、羊肉と野菜を焼きながら、3のタレをつけていただく。
いくら醤油漬け
伝承地域:
全道全域
特徴:
サケ漁が最盛期を迎える9月から10月ごろになると、スーパーマーケットにはサケの卵の筋子が並び、多くの家庭でいくらづくりがおこなわれる。いくらづくりの味付けには、主に塩漬けと醤油漬けがあるが、家庭では塩漬けより醤油漬けの方がよくつくられる。秋の北海道の味覚を味わえる贅沢な家庭の味で、「いくらの醤油漬け」を密封してしっかり冷凍しておけば、正月まで食べることができる。
かけはしのいくら醤油漬けは北海道産のシャケを使用し作られています。本物の味を子供と一緒にお楽しみください。
作り方:
鮮度の良いサケの卵(生筋子)を塩水で洗い、ぬるま湯の中でほぐしバラ子にしておき、にごりがなくなるまで流水の中で洗って、酒、醤油を混ぜた中に一晩くらい漬け込んでおく。
まとめ
ご家庭での「食育」が子どもの未来を明るくします。そのためには、まずは一緒に料理したり食材から興味を持ってもらうことが大切ですね。かけはしが子供の「食育」に悩む親御さんのお力になれば幸いです。
【お店情報】
札幌市中央区北2条西2丁目マルホビルB1
電話:011-222-9984(完全予約制)
営業時間:17:30~23:00
※ラストオーダー:22:30
席数:70席(個室有り)
※カウンター・掘りごたつ席あり
かけはし北二条店:
https://sapporo-kakehashi.com
かけはし通販サイト「福徳便」:
https://kakehashi2jyou.shop-pro.jp/