「きんき」を料理する場合、生のきんき(丸まんま)なら煮付けが美味しいですけど、一夜干しにした「きんき」もあります。
一夜干しにするからこそ引き出された旨味と脂を一緒に味わう「塩焼き」も贅沢な逸品ですね!
しかし、きんきは脂が乗って身が柔らかい分崩れやすいため、家庭で焼くにはコツが必要です。
そこで北海道札幌市にある隠れ酒蔵「かけはし二条店」が、プロ直伝のきんきの上手な焼き方を伝授しましょう。
居酒屋かけはしについて知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
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目次
グリルできんきを塩焼きするポイント
きんきは高級魚な上に大きい魚。
いつも通りグリルに魚を入れて焼くだけでは失敗することもあるので、ちょっとした工夫が必要です。
ここでは「きんき」をご家庭で美味しく焼いて食べるときのポイントを説明します。
焼く前のポイント
- 冷凍品の場合、解凍は自然解凍にしておきます。
- 解凍されたら塩と日本酒少々、きんきにまぶしておきます。
(お醤油で食べる場合はこの工程を省いて構いません)
- 焼く前にキッチンペーパーで水分をしっかりとます。
- グリルに入らない場合は、切って焼く。
- 焼く前にグリルを10分予熱しておく。きれいな焼目がついて、皮も網につかず美味しく仕上がります。
焼き方のポイント
- 皮を下にしてグリルにおく。身から焼くことで脂が落ちにくくなります。
- 身の方は中火で焼く。狐色になったらひっくり返す
- 皮の方は弱火で焼く。
※焼きすぎると脂が落ちて身が固くなるのでご注意ください。
きんきをフライパンで焼く時のポイント
きんきを食べたいと思っていてもグリルがない家庭もあると思います。
そんな時に活用できるのは「フライパン」。
ここではきんきをフライパンで美味しく焼くポイントを紹介します。
準備するもの
- フライパン
- クッキングシート
- 解凍した「きんき」
焼き方
- フライパンの上にクッキングシートをひき中火でフライパンを温めておきます。
- フライパンが温まったら皮面を下にして中火で焼きます。
- 皮が焼けて、白身も焼けてきたら裏返し身の面を焼きます。
- 身の面が焼けているのを確認し完成。
※大きな「丸干し」の干物は火が通りにくいので、火の通りを確認しながらじっくり焼きましょう。
きんきに合う副菜の紹介
きんきは脂身が多く、白身魚でも濃厚な味わいです。
きんきだけでも充分おかずとしては豪華ですが、「もう一品食べたいな」と思う時は以下の料理も参考に作ってみてください。
- 筑前煮ー和食の定番、きんきに合う副菜としてもピッタリです。
- きんぴらごぼうーきんきを塩や醤油で食べるなら、副菜は少し甘めだとより箸が進みます。
- 酢の物サラダーきんきは濃厚な味。その点さっぱりとしたサラダなら副菜としても最適でしょう。
まとめ
今回は、家庭で美味しくきんきを焼く方法やポイントをグリル・フライパンに分けてそれぞれ紹介しました。
さらに、きんきだけで物足りないという方にも、きんきに合う副菜を紹介。
高級魚だからこそ自宅では失敗したくないものですね。晩ご飯の献立として参考にしてみてください。
美味しいきんきを自宅で食べるなら、質のいい美味しいきんきを調達することも決め手。
居酒屋かけはしが運営する通販サイト福徳便の「きんき」は、北海道の羅臼で漁獲されたものです。
美味しいを前提に大きいのも特徴で、これだけでお腹も心も満たされる品物です。
北海道の本物のきんきの味を福徳便で味わってみてください!
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