生卵と納豆。これらは日本が世界に誇る食文化です。そんな2つが組み合わさったのが納豆卵かけご飯。サッと作れるのにもかかわらず、栄養の高い納豆卵かけご飯は、忙しい朝の心強い味方です。
今回は、そんな納豆卵かけご飯を、栄養価からつくり方まで徹底解説します。実は納豆と卵だけでも、つくり方を工夫すれば、まるで別物の納豆卵かけご飯ができあがることをご存じでしたか?さらに、おすすめのアレンジレシピも6つ紹介していますから、お気に入りのものを見つけてくださいね。
私たちは北海道の幸が集まる札幌で【活食・隠れ酒蔵 かけはし北二条店】を営んでおります。
「かけはし」のオンラインショップでは、オリジナルの北海道産 TKG(卵かけご飯)セット を販売しております。北海道産 TKG(卵かけご飯)セットはゴルフコンペの参加賞として使われるなど、高評価をいただいております。実はこのTKGセット、卵かけご飯の食べ方付きなんです笑。そんな卵かけご飯にうるさい私達に、卵かけご飯のことならお任せください!
目次
納豆卵かけご飯の栄養価
まずは、納豆卵かけご飯の栄養価について見ていきましょう。
納豆卵かけご飯一食分278g(一膳)の総カロリーと三大栄養素は以下の通りです。
- カロリー:456kcal
- 炭水化物:63.72g(そのうち糖質が59.91g)
- たんぱく質:20.77g
- 脂質:11.62g
三大栄養素をバランスよく摂取できるのが納豆卵かけご飯のいいところです。
ビタミン・ミネラルも豊富で、特徴的なのがモリブデンとビタミンKです。モリブデンは体内の酵素を活性化させるのに必要なミネラルで、糸引き納豆や焼き海苔に多く含まれています。ビタミンKは骨の形成を促す作用があります。ビタミンKは脂溶性のため、油と組み合わせることで効率よく吸収されます。ごま油を少量加えたり、納豆をチャーハンにするアレンジがおすすめです。
シンプルな納豆卵かけご飯のレシピ
ここでは、納豆と卵とご飯だけのシンプルな納豆卵かけご飯を紹介します。実は納豆卵かけご飯、つくり方の手順を変えるだけで、まるで別物の料理になるのです。一品を添えるのはめんどくさいけど、いつもと違った味を食べたい!という方は必見です!
サラサラの納豆卵かけご飯
納豆のねばねばが苦手な方でも、卵と納豆を先に混ぜてしまえば、するすると食べられます。私も子供の時は納豆が苦手だったので、母がよく作ってくれました。お子さんにもおすすめの一品。
つくり方
- ボウルに卵を入れてよく混ぜます
- 納豆パックに付属のタレを入れてよく混ぜます
- 混ぜた納豆を卵の入ったボウルに入れ、混ぜます
- 器にご飯を盛り、納豆卵をかければ完成です!
ふわふわ納豆卵かけご飯
こちらはふわふわとした食感を楽しみたい方におすすめです。口に入れた瞬間、クリーミーな泡が綿菓子のように溶けていきます。白身を泡立てるのが少し大変ですが、かき混ぜた分だけ上質な泡ができあがりますので、是非頑張ってください笑!
つくり方
- 卵を黄身と白身に分けます
- 白身をメレンゲ状になるまで泡立てます。納豆も別で混ぜます
- 白身と納豆を一緒にして混ぜます
- ご飯の上にのせ、黄身を乗せれば完成です!
水戸流納豆卵かけご飯
一時期Twitterで話題になったのがこの納豆卵かけご飯。本当に美味しいのか?と疑問でしたが、別格の味わいでした。卵と納豆とご飯が三位一体となり、味のムラがなくなります。
つくり方
- ご飯に卵を割ってのせ、十分にかき混ぜます
- 混ぜた納豆を入れ、さらにかき混ぜれば完成です
鰹節や青のりをかければお好み焼き風にアレンジできます。フライパンでジュージュー焼いて食べるのもおすすめです!
納豆卵かけご飯のアレンジレシピ
醤油で漬けた海苔
海苔を前もって醤油に浸しておき、その後納豆卵かけご飯にまいて食べてみましょう。醤油の効いたしっとりとした海苔と、まろやかな卵が絶妙にマッチします。
納豆卵かけご飯とオクラ
さらにネバネバが欲しい!という方はオクラも一緒に混ぜましょう!緑が加わることで、栄養も見た目もグレードアップします。
つくり方
- オクラ(4、5本)を一分程茹でます
- オクラを輪切りにします
- 納豆とオクラと卵を一緒に混ぜ、ご飯の上にのせて完成です
ごま油香る!ねぎたっぷり納豆卵かけご飯
ごま油を入れることで納豆卵かけご飯が上品な料理に早変わり。また、ごま油はビタミンKの吸収を助けてくれます。たっぷりのネギが食欲をそそること間違いなしです!
つくり方
- 長ネギを粗みじん切りにします。小ネギは小口切りにします
- 以下の5つ混ぜ、調味料Aをつくります
- Aと納豆、卵、切った長ネギを混ぜます
- ご飯の上にのせ、切った小ネギをちらせば完成です
韓国風納豆卵かけご飯
納豆卵かけご飯を作り、その上にちぎった焼き海苔をちらします。塩とゴマ油を少々かければ完成です!韓国海苔があれば、塩とゴマ油は不要です。韓国海苔のパンチの効いた味と、納豆卵かけご飯のまろやかさが絶妙です。
チーズ納豆卵かけご飯
見た目がちょっとくどいかもしてませんが、納豆とチーズの相性は抜群です。「畑の肉」と呼ばれる納豆と、「白い肉」と呼ばれるチーズ。この一食でたんぱく質をがっつり摂取できるのも嬉しいですね。ついつい沢山買ってしまい、余りがちな納豆とチーズを有効活用できます。是非お試しください!
つくり方
- 卵をご飯にのせ、かき混ぜます
- 混ぜた納豆をのせ、その上をとろけるチーズで覆います
- 電子レンジに入れ、500wで二分温めれば完成です
納豆チャーハン
卵かけご飯ではなくなってしまいますが、卵と納豆があれば納豆チャーハンもつくれます。納豆のネバネバが苦手な方も、これならおいしく食べられるでしょう。ベーコンの代わりに納豆を使えば、ヘルシーなチャーハンのできあがりです。
つくり方
- 長ネギをみじん切りにします
- 調味料Aをつくります。以下の三つを混ぜます。
- しょうゆ(小さじ1)
- 鶏ガラスープの素(小さじ1/2)
- 塩こしょう(ふたつまみ)
- 中火で熱したフライパンにごま油をひき、刻んだネギを入れて炒めます
- ネギがしんなりしてきたら、溶き卵を回し入れます
- 卵に火が通ったらご飯を入れて強火で炒め、ご飯がなじんだらAを入れ、炒めます
- お皿に盛り付け、小ネギをちらせば完成です
まとめ
今回は、納豆卵かけご飯の栄養価からアレンジレシピまで紹介しました。混ぜる順番だけで味も食感も違ってくる納豆卵かけご飯は奥が深いですね・・・。是非、お好みのレシピを見つけてみてくださいね。
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また、休日の朝には、贅沢な卵かけご飯はいかがでしょうか。北海道産 TKG(卵かけご飯)セットは、私達がたどり着いた極上の卵かけご飯です。安心・安全な国産の飼料でのびのびと育てられた平飼いの有精卵と、網走おおぞら町で作られたシジミエキスがたっぷりと入った醤油がセットになっています。北海道産 TKG(卵かけご飯)セットを使って、最強の納豆卵かけご飯をつくってみてはいかがでしょうか。
実はこの卵かけご飯、当店で大人気なんです!コース料理を注文されたお客様も、〆として別に注文される程で、「高級カニ雑炊を食べているみたい」と仰るお客様もいらっしゃいます。そんな卵かけご飯をご自宅でお楽しみいただけるセットとなっておりますので、是非この機会にお試しください!
北海道産 TKG(卵かけご飯)セットを試してみる食の宝庫である北海道。その中心都市札幌に、【活食・隠れ酒蔵 かけはし北二条店】はあります。その名の由来は、「漁師や醸造にかかわる職人である蔵人たちの心を伝える“かけはし”でありたい」という店主の思いから。生産者に直接会って、吟味したものを提供しています。
札幌近郊農家から日々直送される新鮮な野菜のほか、全国各地の市場から選び抜いた新鮮魚介、十勝の「未来めむろ牛」、美唄市・西川農場の「アスパラひつじ」など他にはない厳選素材の数々。
料理長によるおすすめ料理は日々更新され、何度訪れても新しい発見があります。産地を厳選した最高の食材と、料理にぴったりのお酒をもって、皆様のご来店を心よりお待ちしております。