忙しい朝や小腹がすいた時、料理が面倒な時に大活躍の卵かけご飯。さっと作れるのにも関わらず、栄養が取れておいしいコスパ最強の料理です。ですが、毎日同じ卵かけご飯を食べていると飽きてしまいますよね。

しかし、いつもの作り方にほんのひと工夫を加えることで、卵かけご飯はもっとおいしくなります。色んなアレンジを知れば、毎朝がもっと豊かになりますよ。

この記事では、北海道の幸が集まる札幌に拠点を持つ【活食・隠れ酒蔵　かけはし北二条店】が卵かけご飯のおすすめの食べ方を徹底解説します！

「かけはし」のオンラインショップでは、オリジナルの北海道産 TKG(卵かけご飯)セット を販売しております。北海道産 TKG(卵かけご飯)セットはゴルフコンペの参加賞として使われるなど、高評価をいただいております。実はこのTKGセット、卵かけご飯の食べ方まで付いています笑。そんな卵かけご飯にうるさい私達に、卵かけご飯のことならお任せください！

卵かけご飯のあれこれ

素材やレシピの前に、卵かけご飯の歴史、栄養価、私達の生活との関わりについて説明します。早く素材やレシピが知りたい！という方は読み飛ばしてください。

卵かけご飯の歴史

仏教の影響で、鶏卵を食べることは長い間殺生と見なされていました。しかし、カステラなどの卵を使った料理が広がり、鶏卵を食べてもよいという文化が生まれたそうです。江戸時代には卵をご飯にかけ、蒸して食べるという、卵かけご飯に似た料理がありました。現在の卵かけご飯の原型は、明治初期に岸田吟香という人物によって生みだされたとされています。

一般家庭に広く普及するようになったのは1950年以降。鶏卵は安価で栄養価が高かったため、広く好まれました。また、日本人が卵好きであることや刺身などの生食文化が根付いていたことに加え、徹底した品質管理による食中毒の低さも普及の要因として考えられます。2000年代以降、卵かけご飯ブームが到来。専用の醤油が販売されたり、TKGイベントが開催されたりと、盛り上がりを見せています。2005年には10月30日は卵かけご飯の日として認定されました。

卵かけご飯の栄養価

卵かけご飯がおすすめなのは、おいしく手軽だからだけではありません。栄養価の高さもポイントです。タンパク質のもとになるのはアミノ酸です。卵を一緒に食べることで、ご飯だけでは不足しがちなアミノ酸を補うことができます。さらに、卵はカルシウム・ビタミンB2・マグネシウム・鉄といった栄養素も豊富です。

卵の栄養価を最大限に高めるには、黄身と白身をどちらも食べるのがおすすめです。栄養価は黄身の方が高いですが、白身にも豊富なタンパク質が含まれています。また、白身にあるセレンという栄養素は黄身にはありません。セレンはコレステロールや中性脂肪の酸化を抑える働きがあり、良い健康効果が期待できます。

シンプルに！卵かけご飯(醤油のみ)のレシピ

ここでは、卵と醤油とご飯だけのシンプルな卵かけご飯のレシピを紹介します。

シンプルな卵かけご飯について詳しく知りたい方はこちらからつくり方や他のレシピも解説しています。

また、かけはしが一番おすすめする卵かけご飯はこちらで紹介しています！

王道卵かけご飯

まずはシンプルな卵かけご飯から。卵に醤油を入れて溶き、ご飯にかけるだけです。この時に注意したいのがご飯の量と温度。ご飯が多いと卵を吸ってしまいますし、熱々だと卵が固まりがちです。これは個人の好みによりますが、サラサラ感が欲しい方は、少なめかつ少し冷めたご飯がおすすめです。

ご飯は炊き立てが美味しいとされていますが、卵かけご飯にはあまり相性が良くないです。卵を掛けた時に熱で固まってしまうので炊き立ては避けましょう。

黄身の醤油漬け

黄身のみを使います。黄身を冷蔵庫で一晩醤油漬けにします。お箸で崩して、少しずつご飯と混ぜながら食べるのがおすすめです。黄身の醤油漬けは、中毒性ナンバー1といっても過言ではないでしょう。

シンプルな卵かけご飯についてもっと詳しく知りたい方はこちらから↓つくり方や他レシピも解説しています。

大人気！納豆卵かけご飯

ここでは、納豆卵かけご飯の食べ方を解説します。卵かけご飯に納豆をプラスすることで、卵かけご飯に不足していた食物繊維を補えます。納豆もまた、タンパク質・ビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。納豆は日頃から食生活に取り入れたい食べ物ですが、ネバネバ感が苦手な方も多いと思います。納豆卵かけご飯にすることで、おいしく食べられますよ！

納豆卵かけご飯について詳しく知りたい方はこちらでつくり方や他のレシピも解説しています！

シンプルな納豆卵かけご飯

溶いた卵の入った容器に、醤油を混ぜた納豆を入れ、さらに混ぜればできあがりです。納豆のネバネバにとろみが加わり、お箸も進みます。時間のない朝にぴったりです。

納豆卵かけご飯とオクラ

さらにネバネバ欲しい！という方はオクラも一緒に混ぜましょう！緑が加わることで、栄養も見た目もグレードアップします。

納豆卵かけご飯についてもっと詳しく知りたい方はこちらでつくり方や他のレシピも解説しています！

卵かけご飯のアレンジ料理

卵かけご飯はとてもシンプルです。ですから納豆の他にも、マッチする食材が沢山あります。ここでは厳選した４つをご紹介します。

卵かけご飯のアレンジ料理について詳しく知りたい方はこちら↓つくり方や他のレシピも解説しています！

味付け海苔とわさび

味付け海苔を噛めば、そこからピリッとキレのあるわさびの味が口の中を駆け抜けます。後を追うように広がる卵の優しい旨味。味の変化がクセになり、食べ始めると止まらなくなく一品です。

塩とゴマ油

ゴマ油を加えることで、風味とコクが生まれます。作り方はもちろん簡単。黄身と白身を分け、白身とご飯と小さじ2杯分のゴマ油を混ぜます。その上に黄身と塩を少々掛ければ完成です。さらにおいしくする一工夫は、塩を粗塩に変えることです。ザクザクとした食感まで楽しめます。

アボカドとサーモン

イタリアンな卵かけご飯を楽しみたい方におすすめなのが、アボカドとサーモンを使ったレシピ。脂の乗ったサーモンとまろやかなアボカドのコンビは病みつきです。自炊が簡単な卵かけご飯も、ここまでくればもう立派な一品料理。贅沢な気分で朝の時間を楽しめることでしょう。

キムチと韓国海苔

卵かけご飯にピリ辛さを求めている方は、キムチを卵かけご飯と一緒にいただきましょう！さらに海苔を添えれば本格韓国料理に。朝だけでなく、夜にも食べたい一品です。

卵かけご飯のアレンジについて、もっと詳しく知りたい方はこちら↓つくり方や他のレシピも解説しています。

素材にこだわる！卵かけご飯

いろいろな卵かけご飯のアレンジを見てきました。ここでは、ご飯、醤油、卵それぞれでおすすめの素材を紹介します。

素材にこだわった卵かけご飯について詳しく知りたい方はこちら。

卵かけご飯にぴったりの卵

私たちがおすすめするのは、北海道石狩郡当別町のFarm Agricola(ファームアグリコラ)さんが育てた平飼い有精卵です。国産のお米を餌の42％に配合しているため、卵本来の美味しさを引き出します。加えて、魚粉を通常よりも極力減らすことで生卵独特の臭みがありません。ニワトリたちが食べる餌は北海道産の原料にこだわった自家配合です。着色料を一切使用していないため、黄身の色はクリーム色になっています。味も美しさも最高級のファームアグリコラの有精卵。卵かけご飯にぴったりです。

卵かけご飯にぴったりのご飯

私たちがおすすめするのは萬吉米です。この萬吉米は、日本全国で生産されるコシヒカリのうち10%にも満たないコシヒカリの原種です。他を圧倒する甘み、旨味、食感。ふんわりとした甘みがあるのに、あっさりとした後味で、おかずなしでも食べられる最高級のお米です。

炊き立てのご飯は、卵が熱で固まってしまうため、少し冷ました方がおすすめですが、この「萬吉米」は冷めても甘さと食感が変わらないのもポイントです。

卵かけご飯にぴったりの醤油

たかが醤油と侮ること無かれ。折角こだわって卵とご飯を選んでも、醤油の味が強いと素材の味を消してしまいます。私たちがおすすめする醤油は「しじ美醤油」です。しじ美醤油は北海道の網走で獲れた「大和しじみ」のエキスをたっぷりと使用しています。やさしい甘みと旨味のしじ美醤油が、卵かけご飯をワンランク上に引き上げます。

素材にこだわった卵かけご飯について詳しく知りたい方はこちら。

まとめ

今回は、卵かけご飯のおすすめの食べ方を余すことなく解説しました。バリエーションを豊かにすることで、飽きずに卵かけご飯を食べられます。おいしい卵かけご飯で、気持ちのいい朝のスタートを切りましょう！

また、休日の朝には、贅沢な卵かけご飯はいかがでしょうか。北海道産 TKG(卵かけご飯)セットは、私達がたどり着いた極上の卵かけご飯です。安心・安全な国産の飼料でのびのびと育てられた平飼いの有精卵と、網走おおぞら町で作られたシジミエキスがたっぷりと入った醤油がセットになっています。

実はこの卵かけご飯、当店で大人気なんです！コース料理を注文されたお客様も、〆として別に注文される程で、「高級カニ雑炊を食べているみたい」と仰るお客様もいらっしゃいます。そんな卵かけご飯をご自宅でお楽しみいただけるセットとなっておりますので、是非この機会にお試しください！

北海道産 TKG(卵かけご飯)セットを試してみる

食の宝庫である北海道。その中心都市札幌に、【活食・隠れ酒蔵　かけはし北二条店】はあります。その名の由来は、「漁師や醸造にかかわる職人である蔵人たちの心を伝える“かけはし”でありたい」という店主の思いから。生産者に直接会って、吟味したものを提供しています。

札幌近郊農家から日々直送される新鮮な野菜のほか、全国各地の市場から選び抜いた新鮮魚介、十勝の「未来めむろ牛」、美唄市・西川農場の「アスパラひつじ」など他にはない厳選素材の数々。

料理長によるおすすめ料理は日々更新され、何度訪れても新しい発見があります。産地を厳選した最高の食材と、料理にぴったりのお酒をもって、皆様のご来店を心よりお待ちしております。