渋みが強くて苦手・・・。そう言ってうにを避けてきませんでしたか?
でも実は、うにはとっても甘いんです!
それを教えてくれるのが「塩水うに」です。
今回は、うに本来の美味しさを味わえる「塩水うに」とその美味しい食べ方を解説します!
私達は札幌で「活食・隠れ酒蔵 かけはし北二条店」を営んでおります。また生産者さんのこだわりの想いを全国に広めるべく、通販も行っています。
皮までうまい!北海道産真ホッケ開きや、5年と3ヶ月と24時間をかけたユリ根コロッケなど、わざわざ通販で買う甲斐のある商品を取り揃えています。
塩水うにとは?
塩水うにとは、海水と同じ濃度の塩水に漬けられたうにです。
塩水うにではない普通のうにには、塩水ではなくミョウバンが使われます。ミョウバンを使うことでウニの形はきれいに保たれますが、その分、ミョウバンの苦みがでてしまいます。
そう、うにの渋みの正体はミョウバンだったのです。
塩水うには、ミョウバンを使わないため、保存期間が短くなります。値段も高くなりますが、その分、うに本来の甘い味が楽しめます。
塩水うにの美味しい食べ方

塩水うには、写真のようにパック詰めされていることが多いです。うには中蓋に乗っており、中蓋を持ち上げるだけで塩水を切ることができます。*かけはしで販売している塩水うにには、中蓋の無いものもございますので、ご了承ください。
ここで、塩水うにのおすすめの食べ方を2つ紹介します。
まずはそのまま!塩水うに
中蓋で塩水を切ったら、まずは、スプーンですくって一口食べてみてください!塩気とうにの甘みが絶妙にマッチして絶品です。わさびを付けてもこれまた美味しいですよ!
水にさらしてさらにあまーく!

実は、塩水うにの甘さをもっと引き出す方法があります。
- ざるにうにを移す
- ちょろちょろの水をさっとかける
- やさしく水を切る
こうすることで、塩水が落ち、うにの甘みがさらに感じられるようになります。
是非、2つの食べ方を試してみてくださいね!
25年間うにが苦手だった店主を一口で惚れさせた塩水うに
当店の店主も、25歳頃までは「うにが苦手」でした。しかし、小樽の海で採れたてのうにを食べた時、うにの本当の甘さに気付きました。
当時は塩水うには稀少だったので、ミョウバンではなくうに本来の味を楽しむには、漁港で採れたてのうにを食べるしかありませんでした。
しかし数年後、札幌の中央卸売市場で初めて「塩水うに」を発見!
高値でしたが思い切って購入し、一口食べた瞬間・・・。
あの日、小樽の海で食べたうにの味が蘇ってきたのでした。
うにの本当の甘さが堪能できる「塩水うに」を、一度試してみませんか?
当店の通販では「ムラサキウニ」「バフンウニ」2種類の塩水うにを販売しております。
「ムラサキウ二」はレモンイエローに近い白っぽい色をしています。甘味はもちろん、あっさりした食べやすさが特徴です。
一方で「バフンウニ」はオレンジに近い色で、とろけるような濃厚な味わいが特徴です。
どちらのウニも北海道の昆布を食べて育っており、おいしさは抜群です!
ご注文の際は、備考欄に「ムラサキウニ」「バフンウニ」のどちらを購入するかをご記入いただきますと、注文後のメールのやり取りが少なくなりますので、よろしくお願いいたします。
2種類を買って食べ比べしてみるのもおすすめですよ笑!
*季節によって、注文できるウニと値段が変わります。
まとめ
うにの渋みと苦みの原因はミョウバンであり、塩水うにであれば本来の甘さを感じられます。まずはそのまま、次は水にさらして、塩水うにを存分に味わってみてくださいね。